「あおもり北彩館」東京店!青森県民がこよなく愛するパンって?

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、東京飯田橋から青森へバーチャルトリップ、ご当地アンテナショップ巡り「あおもり北彩館」東京店です。

■ご当地アンテナショップ巡り

東京にいながらにして、あの地この地を旅しちゃおう!…いや、旅した気分になっちゃおう!
…という、壮大にして少しけち臭い企画、これが「東京で諸国旅気分!ご当地アンテナショップ巡り」です。

コロナ下で帰省がままならない今、ご当地アンテナショップを巡って、郷土に思いを馳せるのも故郷へのエールになるかもしれません。

今回は、東京飯田橋にある青森県のアンテナショップへ。「あおもり北彩館」東京店です。
なんか聞いたことなるな、「あおもり北彩館」って…。ググってみたら、そうか!JR新青森駅の1階「旬味館」にある物産店でした。出張のときは大変お世話になっております…。

いまは出張も帰省もなかなか行けないですが、こんなときこそ、都内にあるアンテナショップで故郷気分。
今日は、東京飯田橋から青森県へ、ご当地アンテナショップを通じて、遠く青森へエールを届けましょう!

■青森県あれこれ

まずは、青森に旅した気分になるにあたって、青森県の基本的なデータを見てみましょう。
※参考:「よくわかる都道府県」(日本博識研究所)2017年1月第5刷

人口は1,335千人(全国31位)。面積は9,644K㎡(8位)。
特産物は、リンゴ(生産量全国1位)、ニンニク(1位)、養殖ホタテ(2位)など。

(写真はイメージです/写真ACより)

青森県と言えば、東北三大祭りの一つ、勇壮な「ねぶた」が有名ですよね。
でも、青森は「ねぶた」ですが、弘前は「ねぷた」であることに注意。五所川原では「立佞武多」。この辺りは、地元のこだわりがあるのでしょうね…。

さらに、青森リンゴも有名。生産量1位も当然でしょう。
他にも、ニンニクやホタテ、マグロなど、食の宝庫・青森。移動が解禁されたら、ぜったい行きたい!

■「あおもり北彩館」東京店

青森県のアンテナショップ「あおもり北彩館」は、東京飯田橋にありました。
勇壮なねぶたの表情とりんご。「決め手は、青森県産。」というメッセージも力強い。

店内に入ると、この時期ならではの「賀正りんご」がありました。良い年になりますように…。
さらに人気1位という「黒ニンニク」がどーんと陳列。生産量も1位ですもんね。力が出そう。

他にも生産量上位のホタテを使った珍味も。海の幸も豊富です。
こちらも人気の「いちご煮」。青森八戸と周辺の三陸海岸の伝統的な料理で、ウニとアワビのお吸い物です。美味しいんですよねー。

さらに、菓子類も充実しています。
リンゴを使った各種菓子や南部せんべい、その煎餅を使った郷土料理「せんべい汁」の素も。

■今日の一品

そんな豊富なラインナップの中から、個人的に選んだ「今日の一品」。
それがこちら。「イギリストースト」です。

50年以上愛され続ける、青森県民のソウルフード
青森県民なら知らない人はいないという、超ロングセラーの逸品です。

この「イギリストースト」、つくりはいたってシンプル
山型の食パンが2枚、その間にマーガリンとグラニュー糖が挟まれています。
ちなみに、この山型の食パンをイギリスパンということから、イギリストーストと名付けられました。

シンプルな素材ですが、それぞれの素材に独自のこだわりがあります。
パンの厚さは、創業者がイギリストーストを食べるうえで、一番おいしく食べられるように研究して決められたもの。既存の8枚切りや10枚切りには当てはまりません。
マーガリンは、イギリストースト専用のものを開発して使用。配合は秘密です。グラニュー糖との組み合わせも試行錯誤の結果なのだとか。

このイギリストーストは多彩な種類がありますが、この日購入したのは次の4種類です。
基本のイギリストースト、もっとジャリまし、チョコスプレー&クリーム、ストロベリー&レアチーズケーキ風クリーム。

いずれも決して気取っていない感じがいいですね。
「もっとジャリまし」なんて、グラニュー糖の粒が大きめで、ジャリ感が50%以上UPというもの。
「チョコスプレー&クリーム」も、パンの表面に小粒のスプレーチョコをトッピングしたアイデア商品。商品開発も楽しそうだな…。

さてさて、青森県民のソウルフード「イギリストースト」。実際に食べてみると、シンプルながらも後を引く味わいです。
たしかに、パンの厚みも、マーガリンとグラニュー糖の配合も、なんとも絶妙です。やさしい味です。
しっとりとしたパンも口当たりがいい。パンだけでも美味しい。これは、どんどん進みます。

このイギリストースト、中高生から人気が広まったというのも分かります。
何しろお手頃だし、やさしい味わいも病みつき感がありますね。若者たちが年をとっても、店頭で見かけたらウズウズするのではないでしょうか。
青森県民のソウルフード「イギリストースト」。東京で食べられるのもありがたいですね。

ありがとう、あおもり北彩館! ありがとう、イギリストースト!

■基本情報

店名:あおもり北彩館 東京店
住所:東京都千代田区富士見2-3-11 青森県民会館/アップルビル1F
アクセス:JR飯田橋駅西口徒歩2分
営業時間:10:00~19:30
定休日:年末年始


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