「上越妙高 雪國商店 新潟食の蔵」雪国の恵みと辛みを召し上がれ

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、ご当地アンテナショップ巡り、新潟県上越・妙高のアンテナショップ「上越妙高 雪國商店 新潟食の蔵」です。

■ご当地アンテナショップ巡り

東京にいながらにして、あの地この地を旅しちゃおう!…いや、旅した気分になっちゃおう!
…という、壮大にして少しけち臭い企画、それが「東京で諸国旅気分!ご当地アンテナショップ巡り」です。

ご当地アンテナショップのメッカ、有楽町の東京交通会館に新しいアンテナショップがオープンしていました。
それが、新潟県上越・妙高のアンテナショップ「上越妙高 雪國商店 新潟食の蔵」です。

2020年9月にオープンしたばかりの新店。
上越妙高を中心に、「新潟食の蔵」と銘打っている通り、新潟の魅力ある美味逸品を販売しています。

東京交通会館のホームページを見ると、次のような紹介文が載せられていました。

上越妙高 雪國商店 新潟食の蔵

雪国の恵みを、さあ、召し上がれ。
雪國商店は、雪国の美味しいものや上質なものをお届けする食の蔵。
愛される馴染みの味から知られざる小さな名店の味まで。
雪国の優れた知恵によって生まれた味わい深い品々をここに集めました。

(東京交通会館ホームページより)

新潟と言えば食の宝庫。雪国の美味しいものや上質なものを集めた食の蔵
こんな素敵な場所が有楽町にできたなんて…。これはありがたい。

全国を旅するのはなかなかできないけど、東京にあるご当地アンテナショップなら旅することができる。
今日は、有楽町から新潟県、上越妙高へ、ご当地アンテナショップを通じて、ぶらり旅にでかけましょう!

■新潟県あれこれ

さてさて、新潟に旅した気分になるにあたって、新潟県の基本的なデータを見てみましょう。
※参考:「よくわかる都道府県」(日本博識研究所)2017年1月第5刷

人口は2,330千人(全国14位)。面積は12,583K㎡(5位)。
特産物は、日本酒(生産量全国3位)、ナメコ(全国1位)、アゼリア(1位)、枝豆(3位)など。

(妙高山/写真ACより)

なお、このアンテナショップ「雪國商店」のメインエリアである上越地方は、新潟県の南西部。
北は日本海、南は妙高山、東に米山、西に親不知(飛騨山脈)と、海と山に囲まれたエリアです。

2015年に北陸新幹線が富山・金沢に延伸。それと合わせて、上越妙高駅が開業したことで、同エリアが一層近くなりました。
そんな上越妙高をもっと知ってもらおうと、東京交通会館にアンテナショップがオープンしました。

■雪國商店

それでは、東京交通会館にあるアンテナショップ「上越妙高 雪國商店 新潟食の蔵」へ。
雪国新潟、上越妙高エリアの名産地産を探訪しましょう。

店頭に陳列されているのが、新潟が全国に誇る米と日本酒
米どころ、酒どころなんだよね、新潟。さっそく、「食の蔵」の実力をまざまざと見せつけられました。

新潟上越は、日本海の恵みも享受しています。
イカや鮭などの魚介を活かした乾物やつまみ。これと新潟の日本酒は相性抜群でしょう…。

大地の恵みを生かした甘味も多数。特に名産の笹だんごが買えるのはうれしい。
上越銘菓の出陣餅というのも惹かれます。東京初登場という佐渡乳業直送のカマンベールソフトクリームはめちゃ美味しそう…。

甘味だけでなく辛味も。「柿の種」も新潟名産ですね。
ただ、この柿の種にも、他の商品にも書かれてある謎の文字「かんずり」…。
実は、この「かんずり」は、新潟県妙高市に古くから伝わる辛味調味料。世界でも珍しい唐辛子の発酵商品です。

■今日の一品

…ということで、「上越妙高 雪國商店 新潟食の蔵」の特産名産から選んだ「今日の一品」はこちら。
新潟妙高の辛味調味料「かんずり」を使用した「かんずり漬 えのき茸」です。

この「かんずり」は、新潟県妙高市に伝わる伝統調味料
唐辛子を発酵させた香辛調味料で、上越地域では一家に1瓶常備されているほど愛されています。

主要な原材料となる唐辛子は、地元産のかんずり用唐辛子を100%使用
これを天然海水塩で塩漬けすると、冬の時期に雪さらしします。この唐辛子に、糀、柚子、食塩を加えて熟成・醗酵を行います。その期間はなんと丸3年…。

そして最後、商品になる直前に、樽に入った状態で屋外に運び出され、冬場に「寒ざらし」を行います。
そうすることで味が引き締まり、より一層マイルドな味に仕上がるのだそう。

こうして、3年もの月日をかけてじっくりと作られた、世界に類を見ない辛味調味料が「かんずり」です。
生かんずりやかんずり漬などの商品があるなかで、今回は「かんずり漬 えのき茸」を選びました。

食べ方はいろいろ。料理の名脇役として、冬の鍋料理や夏のスタミナ料理を引き立てます。
ラーメンや味噌汁に入れたり、カラシの代わりに納豆に入れたり、ワサビの代わりに刺身や焼き魚と合わせたり…。食べ方はのバリュエーションはふんだんにあります。

新潟名産かんずり 3年熟成品 (1本70g) 3本セット

今回は、冷ややっこに合わせて、かんずり豆腐
さらには、かんずりを醤油にとかして、刺身をつけて食べてみました。

結論、これは辛うまっ!想像していた以上に辛辛です。
ただ、発酵しているせいか、後味はまろやかなんですよね。だからどんどん箸が進みます。

これは、日本酒にぴったり!新潟の日本酒と一緒に食したら、もうエンドレスです…。
身体もあったまるから、いつの間にか夢見ごこち。意識は、雪深い新潟上越妙高に飛んでいきました…。

ありがとう、「上越妙高 雪國商店 新潟食の蔵」! ありがとう、かんずり!

■基本情報

店名:上越妙高 雪國商店 新潟食の蔵
住所:東京都千代田区有楽町2丁目10-1 東京交通会館1階
アクセス:JR有楽町駅から徒歩1分
営業時間:11時~19時
定休日:無休(年末年始を除く)

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