こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、ご当地アンテナショップ巡り、三重県のアンテナショップ「三重テラス」です。
■ご当地アンテナショップ巡り
東京にいながらにして、あの地この地を旅しちゃおう!…いや、旅した気分になっちゃおう!
…という、壮大にして少しけち臭い企画、これが現在展開中の企画「東京で諸国旅気分!ご当地アンテナショップ巡り」です。
今日は、三重県のご当地アンテナショップにでかけます。
三重県のアンテナショップは、五街道の起点・日本橋にありました。
日本橋エリアもアンテナショップが集積してますね。。三重県のアンテナショップ「三重テラス」も、その一つです。
全国を旅するのはなかなかできないけど、東京にあるご当地アンテナショップなら旅することができる。
今日は、日本橋から三重へ、ご当地アンテナショップから、ぶらり旅にでかけましょう!
■三重県あれこれ
さてさて、三重に旅した気分になるにあたって、三重県の基本的なデータを見てみましょう。
※参考:「よくわかる都道府県」(日本博識研究所)2017年1月第5刷
人口は1,833千人(全国22位)。面積は5,777k㎡(25位)。
特産物は、サザエ(漁獲量全国2位)、養殖真珠(生産量全国3位)、ナバナ(1位)など。
神様も、忍者も、高級食材もある…。
2000年の歴史を有する伊勢神宮。日本の神様の最高位に位置する天照大神を祀る、神社の中の神社。
さらには、子供にも外国人にも人気の忍者の里、伊賀も三重県にあります。
そして、松坂牛に伊勢海老などの高級食材にも恵まれてます。いいとこだなぁ、三重。
■三重テラス
そんな三重県のアンテナショップ「三重テラス」に行ってきました。
店内に入ると、やっぱりありました。松坂牛に伊勢海老。
さすがに本物は無かったですが、松坂牛ビーフシチューや伊勢海老クリームスープなんて、むちゃ美味しそう…。
他にも、伊勢名物がずらり。伊勢うどんに伊勢茶。
伊勢志摩産のあおさなどの海藻商品もたくさん。ほんと食に恵まれている県ですね。
恒例の(?)ご当地ゆるキャラは、「いせわんこ」。
甘いものが大好きで、三重県のお菓子を広めるために旅に出てるのだとか。なんかかわいいですね。
■今日の逸品
そんな「いせわんこ」にススめられたわけではないですが、今日の逸品は、お菓子です。
しかも歴史好きにはたまらない和菓子がありました。
それがこちら、「太閤出世餅」です。
ひょうたんマークに、「秀吉ゆかりの縁起餅」の文字が。
なんと。伊勢は豊臣秀吉ゆかりの地だったんですか。
いわく、およそ450年前、秀吉が蜂須賀小六のお供をして伊勢神宮を参拝してから、天下統一を果たすまで、たびたび伊勢を訪れているとのこと。
木下藤吉郎の頃には、信長の代理として外宮を参拝。関白になってからも式年遷宮復興に力添えしています。
その秀吉が好んで食べたというのが、この焼餅です。秀吉が「美味也」と称賛したと伝えられています。
秀吉の出世にちなんで、太閤餅、出世餅と呼ぶようになったのだとか。
さっそくいただくと、これ、なんともやさしい味なんですよね。
昔ながらの、何も飾ってない自然の味。保存料を一切使用していません。
貧しい庶民の出自だった秀吉にとって、この焼餅って、日吉丸(秀吉の幼名)の頃から慣れ親しんだ味だったんじゃないかな。
だから天下統一を果たしても愛してやまなかったのかも。
おふくろの味です。出世餅と銘打ってはいますが、むしろ子供時代を思い出す、初心に帰る餅なのかもしれませんね。
ありがとう、三重テラス! ありがとう、出世餅!
■基本情報
施設名:三重テラス
住所:東京都中央区日本橋室町2-4-1「YUITO ANNEX」1F・2F
営業時間:10:00〜20:00
定休日:不定休