こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、東京で諸国旅気分!ご当地アンテナショップ巡り、東北の秋田へプチ旅行です。
■ご当地アンテナショップ巡り
東京にいながらにして、あの地この地を旅しちゃおう!…いや、旅した気分になっちゃおう!
…という、壮大にして少しけち臭い企画、これが新企画「東京で諸国旅気分!ご当地アンテナショップ巡り」です。
場所は品川。品川は、あまりアンテナショップもないし、東海道をはじめ西の玄関口のような印象。
あえて、そんな場所にアンテナショップを置いて、秋田をアピールしているのかしら?
全国を旅するのはなかなかできないけど、東京にあるご当地アンテナショップなら旅することができる。
今日は、品川から秋田へ、ご当地アンテナショップを通じて、ぶらり旅にでかけましょう!
■秋田県あれこれ
さてさて、秋田に旅した気分になるにあたって、秋田県の基本的なデータを見てみましょう。
※参考:「よくわかる都道府県」(日本博識研究所)2017年1月第5刷
人口は1,050千人(全国38位)。面積は11,636K㎡(6位)。
特産物は、米(収穫量全国3位)、大豆(生産量全国6位)、アスパラガス(6位)など。
秋田といえば、夏の竿燈まつり、冬のなまはげ、かまくら祭りと、印象的なお祭りが多いですね。
夏には大曲の花火大会も有名ですね。お祭り好きなのかしら?酒どころだから、単にお酒好きなのかもしれません。
「秋田美人」も有名。佐々木希さんや乃木坂46の生駒ちゃんが秋田出身です。たしかに色白美人だ…。
でも、実際に住んでいる女性にとっては、他県からの期待が重荷なんだとか。でも大丈夫。秋田の女子は心の純朴さがチャームポイントだから。
■あきた美彩館
さて、そんな秋田に旅した気分を味わうべく、品川にある秋田県産品ショップ「あきた美彩館」へ。
品川駅高輪口から徒歩3分。品川プリンスホテルの近くに、このアンテナショップはあります。
「秋田を五感で感じていただきたい」。そんな思いを形にしたのが「あきた美彩館」です。
店内は、ショッピングスペースとダイニングスペースに分かれています。ダイニングスペースの方が広いのは、秋田が食の宝庫だからでしょうか。
入り口を入ると、秋田の食がどーんとありました。きりたんぽにいぶりがっこ。
「いぶりがっこ」とは、大根を囲炉裏の上に吊るして燻して漬け込んだ雪国秋田の伝統的な漬物です。秋田の方言で大根のことを「がっこ」と呼ぶことから、その名前がつけられました。
最近はいぶりがっこチーズのような意外な組み合わせも登場。これは酒に合いますね。
さらに、米どころ秋田。もちろん、「あきたこまち」が並んでいます。
さらに麵コーナーも充実。稲庭うどんに横手やきそば。十文字ラーメンも秋田だし、結構麵どころなんですね。
奥には日本酒コーナーや工芸品コーナーも。
ダイニングスペースは全76席。いなにわうどんやきりたんぽ鍋をはじめとした秋田料理や秋田の地酒を楽しめます。
今度はお腹をすかせてお邪魔しよう。
■今日の一品
これだけ豊富な秋田の「食」物産の中から、個人的な興味かつその日の気分で選んだ「今日の一品」がこちら。
「まち子姉さんのごま餅」です。
なんでも「アンテナショップスイーツフェスティバル」で堂々の1位を獲得した逸品。
秋田の旭南高砂堂の製造です。「まち子姉さん」は同店の元店長さん。
山と緑に囲まれた秋田県上阿仁村で生まれ育ったまち子姉さんが、地元の婦人会から教わったごま餅なんだとか。
(旭南高砂堂HPより)
さっそくパクリとかじると、どこか懐かしい味がします。
素朴な味わい。噛むほどにごまの香りとほのかな甘さが口の中に広がります。
さすがは地元の婦人会。これは「おふくろの餅」ですね。
白ごまと黒ごまを使ったヘルシーな郷土菓子。囲炉裏の火に当たりながら、家族で食べたいお菓子です。
ありがとう、あきた美彩館! ありがとう、まち子姉さん!
■基本情報
店名:秋田県産品ショップ&ダイニング あきた美彩館
住所:東京都港区高輪4‐10‐8 ウィング高輪WEST-Ⅲ 1階
アクセス:品川駅高輪口から徒歩3分
営業時間:11:00~23:00
定休日:年中無休(元旦のみ休み)