こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、日比谷から山陰島根へプチ旅行体験、ご当地アンテナショップ巡り「日比谷しまね館」です。
■ご当地アンテナショップ巡り
東京にいながらにして、あの地この地を旅しちゃおう!…いや、旅した気分になっちゃおう!
…という、壮大にして少しけち臭い企画、これが「東京で諸国旅気分!ご当地アンテナショップ巡り」です。
この企画をはじめたきっかけが、日本橋エリアにあるご当地アンテナショップでした。
その一つが「にほんばし島根館」。神社の帽子をかぶった「しまねっこ」がかわいかったっけ…。
この島根県のご当地アンテナショップが、日本橋から日比谷にお引っ越し。
大幅にスケールアップして、2020年5月、新装開店しました。
これは行かねばなるまい…。ということで、行ってきました、「日比谷しまね館」。
今日は、日比谷から山陰島根へ、ご当地アンテナショップを通じて、ぶらり旅にでかけましょう!
■島根県あれこれ
まずは、島根に旅した気分になるにあたって、島根県の基本的なデータを見てみましょう。
※参考:「よくわかる都道府県」(日本博識研究所)2017年1月第5刷
人口は702千人(全国46位)。面積は6707K㎡(19位)。
特産物は、カマボコ(生産量全国1位)、牡丹(1位)、デラウエア(4位)など。
島根と言えば、やっぱり「出雲大社」が有名ですね。年に一度全国から八百万の神々がここに集まります。
そのため、旧暦の10月はここだけ「神無月」ではなく「神在月」と呼びます。このときは人口よりも神様が多くなるのだとか…。
世界遺産「石見銀山」や宍道湖の「しじみ」も有名。
テニスの錦織圭選手の出身地としても知られ、彼が好きだと言った「のどぐろ」が一躍ブレークしました。以前お土産に買った「のどぐろ缶」も美味しかったなぁ…。
■日比谷しまね館
では、新装オープンした「日比谷しまね館」へ。
その店は、こちらも大幅リニューアルオープンした「日比谷シャンテ」地下1階にありました。
まず驚くのはその広さ。店舗面積はなんと264㎡もあるのだとか。
そこにずらりと並べられた、 800アイテムを超えるという島根の特産品。壮観です…。
のどぐろ、しじみ、出雲そば。全国1位というかまぼこもあります。
海の幸も山の幸も豊富なんですよね、島根。どれも美味しそう…。
さらに物産では、パワースポット好きにはたまらない出雲グッズが。「出雲の勾玉」なんて巫女になったみたい。
そんな巫女志望の皆さんには嬉しい「美肌コーナー」も。島根県は全国一の美肌県なのだとか。むむっ、現地に行ってみたい…。
かわいらしい「しまねっこ」はいなくなったのでしょうか…。
ご安心ください。工芸品コーナーにいました。これは招き猫ならぬ、招きしまねっこ?
物産コーナーのほかにも、飲食ゾーンや観光・移住相談コーナーもあり、ご当地アンテナショップの中でも有数の充実ぶり。島根県、気合入ってます!
■今日の一品
そんな充実したラインナップの中から、個人的に選んだ「今日の一品」。
それがこちら。「バラパン」です。
バラパン?はじめて聞きました。はじめて見ました。
バラの花びらのような形をした菓子パン「バラパン」。これが、島根県で愛され続けているソウルフードなのだとか。
その人気ゆえか、ノーマルの「バラパン」は売切れでした。
それでも、こちらも人気だという「和食バラパン」と「夕日バラパン」を購入、バラパン・デビューしました。
ということで、お家で初バラパン。まずは「和風バラパン」です。
バラのようなパンのなかには、あんことミルククリームが入っていました。
なんて素朴でやさしい味わいなんだろう…。不思議に懐かしさを感じる菓子パンでした。
続いて次の日もバラパン。2ndバラパンは「夕日バラパン」です。
日本海は夕日が見れますもんね。包装には「日が沈む聖地出雲」と書かれています。
写真は、日本遺産「出雲日御碕灯台」(いずもひのみさきとうだい)。絶景ですね。
さて、その「夕日バラパン」ですが、こちらは中に入っているのは、ミルククリームとマーマレードでした。
このマーマレードも懐かしい味わい…。柑橘系の酸味が、すっきりした甘さを醸し出します。
それにしても、このバラパン、どうやって食べるのが正しいんだろう?
かぶりつくのか、ぴろーっと伸ばして食べるのか…。「ぴろーっ」だと、持ち上げるときに中ほどをつかむとクリームに手が着くので、気をつけないといけません。
正しい食べ方はともかく、この味は変わらない。
島根県のご当地パン「バラパン」。とってもやさしくて懐かしい菓子パンでした。
ありがとう、日比谷しまね館! ありがとう、バラパン!
■基本情報
名称:日比谷しまね館
住所:東京都千代田区有楽町1丁目2-2 日比谷シャンテ 地下1階
アクセス:JR有楽町駅から徒歩5分、東京メトロ日比谷駅から徒歩2分
営業時間:11:00~20:00
定休日:日比谷シャンテに準ずる