信玄公も愛した山の恵みに海の幸!?山梨の魅力満載”富士の国やまなし館”

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、東京で諸国旅気分!ご当地アンテナショップ巡り、富士の麓、山梨へプチ旅行です。

■ご当地アンテナショップ巡り

東京にいながらにして、あの地この地を旅しちゃおう!…いや、旅した気分になっちゃおう!
…という、壮大にして少しけち臭い企画、これが新企画「東京で諸国旅気分!ご当地アンテナショップ巡り」です。

今日は、実は東京のお隣り、山梨のご当地アンテナショップにでかけます。

場所は日本橋。東京駅にも程近いビルの1階に山梨のアンテナショップがありました。
何度かこの辺りは通っているはずだけど、気付かなかったなぁ。

全国を旅するのはなかなかできないけど、東京にあるご当地アンテナショップなら旅することができる。
今日は、富士山の麓、山梨へ、ご当地アンテナショップを通じて、ぶらり旅にでかけましょう!

■山梨県あれこれ

さてさて、山梨に旅した気分になるにあたって、山梨県の基本的なデータを見てみましょう。
※参考:「よくわかる都道府県」(日本博識研究所)2017年1月第5刷

人口は847千人(全国41位)。面積は4,247K㎡(32位)。
特産物は、ブドウ(生産量全国3位)、桃(1位)、ワイン(1位)など。

(写真はイメージです)

山なしなのに山ばっかり…。そんな陰口を吹き飛ばすほど、山の恵みにあふれた県、山梨。
ブドウや桃などフルーツ王国。そのブドウからつくられる甲州ワインは、今や世界レベルです。
南には世界遺産、富士山がそびえ立ちます。その眺望は「静岡から見るより美しい」とライバル心あらわ(苦笑)。
武田信玄に縁が深く、銘菓・信玄餅も信玄公を崇拝する県民の愛が名前に込められているのだとか。

■富士の国やまなし館

そんな山梨のアンテナショップが、日本橋にある「富士の国やまなし館」。
入り口にやはりありました、銘菓「信玄餅」。おしゃれな巾着風パッケージもいいですよね。
同じく入り口付近を飾るのは「甲府鳥もつ煮」。B級ご当地グルメのB-1グランプリ受賞のグルメです。

信玄餅ソフトクリームなんてのもありました。
きな粉と黒蜜がかかっていて美味しそう…。餅も入っているんだって。
そして、清里ソフトクリームもあります。そうか、清里も山梨なんですね。
青春盛んな頃、清里の清泉寮のソフトクリームを食べに行ったなぁ。大変な混雑だったけど、今はどーなんだろう、清里…。

名物「ほうとう」もあります。山梨県の郷土料理ですね。
基本的には小麦粉を練ってつくった太くて長い麵をかぼちゃなどの野菜と一緒に味噌で煮込む料理。
ほうとうと同じ期限と思われる「吉田のうどん」も有名。こちらも売られていました。

さらに、さすがはワイン王国・山梨。
店内に多くのワインが売られています。もちろん、世界に冠たる甲州ワインも。
店内のバーでテイスティングもできます。甲州ワイン、おいしいんだよねぇ。

■あわび煮貝

さて、そんな地産・名産品の中から、個人的な興味かつその日の気分で選んだ「今日の一品」がこちら。
「あわび煮貝」です。え?なんで、海なし県・山梨にあわび?

そんな意外な組み合わせに惹かれて購入した「あわび煮貝」。実は由緒ある、山梨県の名産品なんです。

昔、海の無い甲州に運ばれてくる魚介類はほとんどなく、ほとんどが塩漬けや干物でした。
その中でも貴重なあわびを甲州に人々に食べてもらいたいと思い、出来上がったのがこのあわび煮貝です。

当時の商人は、駿河湾でとれたあわびを浜で茹で、醤油樽に入れて、馬の背に乗せて甲州に運びました。
その道中で、醤油の塩分があわびに馴染み、やわらかく美味しい「あわび煮貝」が出来上がったと言われています。

それでは早速いただきます。
箸であわびを掴んで、口に放り込むと、ホニョホニョッとした歯ごたえ。
そして秘伝の醤油の出汁がジュワーっと染み出してきます。

製造元・信玄食品いわく、素材から加工までとことんこだわり抜いた自信の品。
さすがは山梨の英雄「信玄」を冠しているだけあります。海なし県の知恵が生んだ絶品を今に伝えてくれます。

ちなみに、当時の武将・武田信玄も重用したという逸品「あわび煮貝」。
「風林火山」の最強騎馬団の栄養源、ここにアリ!意外な山梨の名産に大いに舌鼓を打ちました。

ありがとう、富士の国やまなし館! ありがとう、あわび煮貝!

■基本情報

店名:富士の国やまなし館
住所:東京都中央区日本橋2-3-4日本橋プラザビル1F

アクセス:メトロ日本橋駅徒歩2分、JR東京駅八重洲北口徒歩4分
営業時間:11:00~19:00
定休日:無休(年末年始のみ)

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